人肌が恋しくもあり猫もまた #cat #photoikku #jhaiku #neko

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夜となり窓から入る風は涼しくなってきた。
猫たちも最適な場所を求めて、あっちこっちに動いています。
トラジも、お気に入りの場所にやってきています。
甘えん坊のトラジです。
人は誰かから求められると、何とかしてあげたいと思うものですね。
人に擦り寄るのが上手なトラジです。
そのコツを学びたいものです。

栃の実も強風に落とされて

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台風15号はかなり風が強かった。
進路は遠く離れているのに、このあたりまで三日間強い風が吹いていた。
役場の前で何かしている人がいて、そばに行ってみた。
えっ?胡桃?
なんて言うと、これを知らないの?と言われてしまう。
よく見ると、胡桃ではなく栃の実だった。
強い風で見がたくさん落ちていたらしい。
それを拾って、外の皮を洗いながら中の実を出していた。
3ついただいて写真に撮りました。

あの世でお目にかかれぬ #dokusyo #book

速水が
「速水左近の一命を田沼父子放逐のために捧げる。これこそ、それがしの最後のご奉公じゃ。そうでなければ、家基様にも、玲圓どのとおえいどのにもあの世でお目にかかれぬ」
と呟いた。
「速水様、家治様の後継たる家斉様まで、田沼父子に意のままに操られるようなことがあってはなりませぬ」
心を許し合った二人の話は、いつ果てるともなく続いた。
(速水左近と坂崎磐音)

佐伯泰英著『居眠り磐音江戸双紙 秋思ノ人』双葉文庫

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『そなたの人徳じゃな。』 #book

『かように人が世話をしとうなる徳を備えておいでじゃ。いや、そなたが無欲無心に尽くすゆえ、返ってくる徳じゃな』

速水左近が坂崎磐音の庭、隅田川の水を泉水に引き回した庭園を見て。

『居眠り磐音江戸双紙 秋思ノ人』双葉社。双葉文庫2012.6.17 第1刷

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白兎お月見しつつ母思う #photoikku #jhaiku

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妻のパッチワーク作品です。
この白兎さんは、月を見ながら故郷の父母がついてくれているお餅のことでも思い出しているのかもしれません。
傍にはお団子があるのに。
お餅といえば、新庄村は姫のもちがよく知られています。

新庄村の餅つき隊はみなさんの街にも行ったでしょうか?
たぶんお月さんにはまだ行ってないと思いますが。

褪せた色取り戻したい処暑の路 #kigo #photoikku #jhaiku #hana

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道端に茄子のやうな花。ワルナスビ。
花は少し青みがかっていたが、周りの花は白かった。
夏の暑さで色褪せているのだろうか?
写真ではわかりにくいのかもしれないが、写したものは少し青みがかっていた。
茎に棘がいっぱいあるのが良くないよね。
だから悪茄子なんだろうけどね。
これも、 家畜の飼料などから外国から入り込んできたものだという。

あぢーよー、早く涼しくならんかな? #cat #photoikku

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涼しい時も増えたけど、まだ暑い時もあるね。
あぢーよー、いや暑いよ。
何とかして。
体全体をいっぱい伸ばして、体熱を逃がそうとしても熱が下がらないよ。
熱中症にならないように、水分もしっかりとっているんだけどね。

念佛寺の百日紅に助っ人

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浄土宗の摂取山念佛寺に大きな百日紅がある。
4月に活性化治療をしていただいた業者の方によると、樹齢250年くらいじゃないだろうかと言われていた。
その治療のおかげで、この夏見事に花が咲いた。
ところが、雨が降ると花の房にしずくが溜まって枝が垂れ下がってきています。
施餓鬼会の時に檀家の方の話の中で、枝が折れるのも忍びないし、支えをしようということになり、20日に4人の方々が力を出して下さった。
枝が垂れ下がり橋が通りにくくなっていた。
この日の助っ人の皆さんの力により、百日紅もほっとしたことでしょう。

倉敷商業高校、高校野球で松坂高校に勝利 #neko #cat #photoikku

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岡山県の倉敷商業高校が11人の猛攻で三重県の松坂高校を8-3で、下す。
そんな記事を読んでいたら、モクレンも読みたいのか、新聞の上に来て、ドサッ!
新聞よりも私のことを見て!といわんばかり。

蒜山道の駅近くの向日葵

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蒜山インターチェンジを降りると、そこに向日葵が笑顔で迎えてくれる。
道の駅の風の家には多くの車が入っていた。
とうもろこしや大根など蒜山の野菜が飛ぶように売れていることだろう。
ひまわり畑は山田養蜂場の看板があったようです。

「ともいき(共生)~地蔵菩薩と山の神の錫杖」の法話をアップしました。

ともいき(共生)~地蔵菩薩と山の神の錫杖 「浄土宗摂取山念佛寺法話」に、16日の施餓鬼会法要で行った法話を載せました。

ナラタケとツチアケビ(土木通)の不思議な関係。植物の中で共に生きようとする姿を、人間世界にも感じました。

今年は百日紅が見事に咲きました。一つの幹から枝分かれし、たくさんの大きな花穂をつけました。福楽商店の根周りの活性化治療のおかげだと思います。幹は一つですが、土の中にはたくさんの根が張り巡らされて、百日紅の木を生かしているのです。ちょうど今の私の前には両親がおり、その両親には又両親(祖父母)がいる。一人の前に2人、sらに4人、さらに8人、16人、32人、・・・・・と増えていきます。これらの先祖の誰ひとりが欠けていても今の自分はこの世に存在しないのです。ご先祖様のすべての命が私の中で生きているのです。そして私の後にも続く命がある。

どうぞ、法話のページをご覧ください。

蒜山中学校第35回卒業生の同窓会

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蒜山中学校を卒業してから15年ぶりに集まった同窓会。
蒜山高原センター向いの鼓八というお店でありました。
元生徒たちもすぐにはお互いのことがわからない様子もありました。
もちろん3クラスのうちのひとクラスを担任していた私も、それ以上にわかりませんでした。
みんなすごく成長していました。
30歳を迎え、早い生徒は小学生の子どももいるとか。
地元、県内、県外、住むところ、仕事も、抱えていることもみんな違っている者、30名ほどが集まりました。全体の約3分の1。
幹事の人たちは準備、計画など大変だったことと思います。

今回集まった人たちが、次回はまた周りの同級生を誘ってくれることでしょう。

帰り際、そこのお店で作っているケーキ土産に買って帰りました。

楽しい時間をありがとう。ブログに載せてという声を受けて、写真をアップさせていただきました。
15歳若返ることができました。

!タグ!蒜山中学校第35回生同窓会 鼓八 蒜山高原センター

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浄土より散華の如く百日紅 #hana #photoikku #jhaiku

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百日紅(さるすべり)の花が見事に咲いてきた。
昨日の大雨で花の房が水分で重くなり枝が垂れ下がってきています。
極楽浄土では鳥が啼き華が舞い散り、阿弥陀佛の教えを広めているといいます。
今朝、念佛寺の境内にある百日紅の木にたくさんの花が咲きました。
4月に倉吉市の福楽商店さんに根周りの活性化治療をしていただいたのが功を奏しているようです。

ソーセージ調理したいよツチアケビ #hana #photoikku #jhaiku

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ツチアケビは土木通と漢字で書く。
図鑑を見るとナラタケの菌と共生する腐生蘭という。
花は見たことがないのだが、今回近所の方の山に実がなってるからということで案内してもらった。
図鑑で見たこともあったがまさか実際に見えるとは思ってもみなかった。
ウィンナーソーセージがたくさんぶら下がっているようだ。アケビのように食べることができたらいいのだろうが、食べれるとはどこにも書いていない。
また機会があれば、花も見てみたいものだ。

サルナシに抗癌作用あるときく #hana #photoikku #jhaiku

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新庄村産のサルナシには抗癌作用があると岡山大学の成分分析が出たそうだ。
写真は新庄村の山に自生しているサルナシを手をかけて育てているお宅の木とその実です。
ワインを作ることもしたり、焼酎漬けや酢漬けで飲むのもいいようです。
自生種は実のつき方はあまり多くないのが、残念です。
でもこうやって棚を作って枝を張るようにすると、収穫量は増えそうです。

お別れする人には花の名前を教えておきなさいって。花は毎年、必ず咲くからっ て。有川浩 #book #dokusyo

有川浩『三匹のおっさん ふたたび』の最後に収められている『好きだよと言えずに初恋は、』の中から。

<<<<<< 「渡し忘れたっていうより、教え損ねた。花の名前。何で教えたかったかっていうと・・・・・」 彼は少し言い淀んでから顔を上げた。 「うちのお母さんが、お別れする人には花の名前を教えておきなさいって。花は毎年、必ず咲くからって」 まっすぐに静かな眼差しを向けられて、心臓が早鐘のように鳴った。 割れそうだ。 ・・・・ (女子高に入ってから) 現国の教科書に、川端康成の『雪国』が一部抜粋で載っていた。 教師はウンチク好きで、筆者の略歴を説明するとき小話をあれこれ付け足した。 その小ネタの中に、川端康成の言葉があった。 別れる男に花の名前を一つ教えておきなさい。花は必ず毎年咲きます。 不意に苦くて甘い思い出が蘇った。 小学校の卒業間際、転校が決まっていた潤子にちっぽけな花の名前をいくつも教えた男の子。 教科書の文字か滲んだ。ページの上でパタパタと水が弾けた。 >>>>>>>

花の名前を教えることで、その花を教えた自分を思い出してもらいたい、思い出させたい、ということだろう。
まさに潤子は思い出した。好きな人だったから一生懸命に教えてくれたんだということに改めて気づいた。

いじめられている生徒がいても、周りを気にせずいじめられている生徒に関わろうとする生徒がいてくれると、いじめもなくなるのだろうに。

気づけば謝るのを憚ることはない。有川浩 #book #dokusyo

有川浩『三匹のおっさん ふたたび』2012/3/30初版。2012/4/15第3刷。文藝春秋

<<<<<<<<<< 「優雅だな、とか俺いらんこと言っちゃって。そっちは土日も働いてるんだもんな。後で貴子に話したら怒られちゃって」 悪気なく大雑把だが、気づけば謝るのを憚ることはない。そういう性格だ。 >>>>>>>>>>

健児の話を聞いて怒る妻貴子、貴子の言葉を素直に聞き、年下の康生に謝る健児、こういう人たちと関係の持てる康生。
みんなで幸せの輪を広げて確かなものにしてる。こうありたいですね。

心ない自分、心にかかるトゲ。有川浩 #book #dokusyo

有川浩『三匹のおっさん ふたたび』の一節。

<<<<<<< 自分もかつてそんなふうに慈しまれていたことが改めて思い返される。 そのたびに幼い日の心ない自分が立ち上がってきて自分を責める。それは、子供だったからと逃げを打つことが許されないような気がする心にかかるトゲだった。 >>>>>>>

自分の子供をあやしてくれている父親の姿から、自分が子供の頃そうだったということを改めて思い起こし、父親に反発したことを、心にかかるトゲと言っているのだろう。子供だからと今は逃げることもできなくなった。
このトゲはどうやったら抜けるのだろうか?抜いたあとしばらくは化膿するのだろうか?
この先が楽しみだ。

私の両親はもういなくなってしまったが、お盆を前にして心のトゲを一つでも抜いていきたいものだ。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。