岡山県蒜山上長田の2011年と2012年の1,2月の気温、雪の比較。毎日の平均気温の合計で22度も2012年は低い。

 

上長田 2012年1月 (日ごとの値) 主な要素
気温(℃) 日照 雪(cm)
平均 最高 最低 時間 降雪 最深積雪
(h) 合計
201201平均 -0.2 2.8 -3.4 1.6 8.2 73.5
201201合計 -7.0 86.9 -106.3 49.1 255.0 2279.0
201202平均 -1.3 2.7 -5.8 1.7 7.0 86.0
201202合計 -37.8 78.3 -169.6 50.3 202.0 2493.0
201101平均 -1.8 1.4 -5.8 2.0 10.0 95.3
201101合計 -56.1 44.3 -178.7 60.6 309.0 2955.0
201102平均 1.2 6.1 -3.2 4.0 4.2 80.5
201102合計 33.2 169.6 -89.0 111.3 118.0 2253.0
2012年1・2月合計 -44.8 165.2 -275.9 99.4 457.0 4772.0
2011年1・2月合計 -22.9 213.9 -267.7 171.9 427.0 5208.0

データは気象庁の過去の記録を利用する。

 201201とは2012年1月を示す。1日の平均気温は最低気温と最高気温の平均値である。その平均値を1カ月分を合計したものを、合計欄に記入してみる。

 この表から浮かんでくるのは、最深積雪の2か月の合計は確かに2011年の方が多いが、日々の降雪の合計は昨年が427cmに対して、今年は457cmと30cm多いというのには、少し驚く。表から推測されるのに2011年は日照時間が2012年よりも80時間も多い。そのことが、気温にも影響を与えて、最低気温の合計で約8度、最高気温の合計で見ると2012年の方が約50度も低く、平均気温合計で22度も2012年は低いという結果になったのであろう。

 積雪量にしても、2011年1月の前、つまり12月31日に1日だけで66cmも降り、この時点で積雪量は86cmになっていたことが、最深積雪量の合計の差になっているのだろう。どさっと降っていつまでも消えなかったということだろう。雪も積もったままの雪はいつまでも融けない。

 昨年はものすごい量の雪に悩まされたが、こうやって比較してみると、2012年の方が寒かったということと、降った雪の量も多かったということになる。

エクセルでA1:A3のセルを結合した時に、A1、A2、A3の値で別のセルに条件付き書式、行列式を使う時の方法

A1:A3とセルを結合させデータを入力すると、A1にはそのデータは入っているが、A2,A3にはデータは何も入っていない。別のセルに「=A2」「=A3」としてみると、何も入っていないことがよくわかる。

この場合、A1、A2,、A3に対応したたとえばB1、B2、B3に条件付き書式やSUMPRODUCT tなどの行列関数を使おうとすると、使えない。

そうしないために、次のように設定していく。
1.A1とA2,A3を結合させるとすると、A2に「=A1」,A3に「=A1」の式を入れておく
2.たとえば、F1:F3のセルを結合(どこでもよい。結合しようとするセルと同じ形状にどこかのセルを結合する。)して、コピーする
3.A1を右クリックして、「ショートカットメニュー」の「形式を選択して貼り付け」を選択して
4.「書式」にチェックし、OK

A2に「=A1」,A3に「=A1」の式をいれて、A1:A3を選択してセルの結合をすると、せっかく入力したA2,A3の数式が削除されるので注意すること。

5.A1に日付を入力して、右クリックしてドラッグ「セルのコピー」を下の必要個所までおこなう。結合されたセルが範囲内にできる。
6.これでA5、A6にも「=A4」と入ることになる。
7.このあと条件付き書式の設定をする。

このようにして結合させている(結合に見せかけている)セルの一つ一つの値に応じて、条件書式とか、計算を行うことができる。