Snipping Tool の使用法とAccess抽出マクロ(五十音)の初歩的作成

Snipping Toolの便利さは以前に利用したのでわかっているつもりでいたが、久しぶりに使おうとすると、もうわからなくなっている。

そこで覚えのために1から出直す。

Windows10メニューから、Windowsアクセサリ>Snipping Toolをクリック。通常はタスクバーにピンどめしておくと、利用しやすい。起動すると

という、画面が現れる。スクリーンショットを撮りたい画面を表示させ、ショートカットの「Ctrl+PrtSc」をすると画面全体が白くマスクがかかる。標準で四角を選択するようになっているので、必要な箇所を四角にドラッグすると下のような画面のスクリーンショットが撮れる。

この画面は、Accessの抽出マクロを作成しているところで、マクロコードを書く方法があるようだが、私にはちょっとわかりにくいので、「ア」で抽出するマクロを作成し、そのマクロをひたすら「ワ」の分までコピーしていく。そのあと、上の図のようにコピーしてナマエだけ五十音の名前をつけたマクロをデザインビューで開き、フィルター名と条件式を書き換えていく。

書き換えも2箇所だけだから理解しやすく簡単である。時間的手間はかかるが。

このようにして、50音で抽出するマクロを作成していった。

追記

Accessの

Where条件 = [ナマエ] Like “[タ-ダ]*”

Access2000まではLike”タ*” で濁音のダで始まるものも抽出されていたようですが、それ以降は“[タ-ダ]*”としないと濁音は抽出されないようです。したがってハ行は濁音と半濁音があるので

[ナマエ] Like “[ハ-バ-パ]*”

と記述する必要があるようです。

 

テキストエディタ秀丸での変換・削除

今まで、文字を別の文字に変換するなどは、検索・置換で行ってきた。

今回、18000件を超える大量のエクセルデータの列から、半角カタカナを全角にするに当たり、エクセルのVBAでなんとかできるかな?くらいに考えていた。ところがその列には半角カタカナにくっついて、数字と漢字まである。なかなか手ごわい。

いろいろググっていて、秀丸で不要な文字を削除、半角カナを全角に変換するというのがあり、今まで余り考えたことがなかった。今回その方法で行ってみた。何度かやり直さなくてはならないことも生じたので、注意することも含めて確認の意味でここにまとめておく。

変換したい列をコピーして、秀丸に貼り付ける。その後は置換という形て削除したい文字を空白文字に置換する。

置換で行える検索文字の設定について

アルファベットの削除なら[a-z] 数字の削除なら[0-9] 「・」「・」「,」は普通に「・」「・」「,」を検索して削除で良いが、
ピリオドの削除は注意
「.」だけを入力して置換を空白にして置換すると、行全体の文字が削除される。ピリオドだけを削除するときは「\.」(「\」は円記号ー以下同じ、にピリオド「.」)と検索文字に入力して空白文字に置換
()を削除するには「\(\)」と検索文字に入力して空白に置換
http://www.shuiren.org/chuden/teach/hidemaru/seiki/index-j.html#chuui
すべての漢字を削除 [亜-黑] [ぁ-ん]    全角ひらがなを検索
[ァ-ヶ]    全角カタカナを検索

という設定ができるということで、今回はじめて利用した。

また半角カナを全角に変換するのは

文字を選択して編集>変換>カタカナのみ全角、と選んでクリックすれば半角カタカナが一気に全角に変換される。

秀丸のメニュースクリーンショットは、Win10に標準装備(アクセサリ内)のSnipping Toolを利用して撮る。普通にはCtrl(あるいはAlt)+PrtSCでスクリーンショットを撮影するが、メニューの場合はCtrl(あるいはAlt)を押した時点でメニューが消えてしまって写せなかったのが、Snipping Toolで撮ることができた。