アキレスを切ってタバコも縁切れた#川柳

タバコを自重する雰囲気が周りで広まりつつあった8年ほど前のこと、なかなかやめることができずにいた自分かいた。
そんなとき、子どもとのリクリエーションでバスケットボールをやりはじめて5分もしないうちに、がーんと足首を後ろから蹴られた。
蹴られたと思って後ろを見ると誰もいない。
前に転び、次に起き上がろうとしたときには、足首から先がだらりとしていた。
人が寄ってきて、アキレス腱が切れていることを教えられる。
そのまま病院へ。
ベッドの上で、いいチャンスをもらったと思う。
タバコも持ってきていないし、吸うには部屋から外に出ないといけない。
こんなチャンスはない。
タバコをやめようとする。
一日一箱くらい吸っていたのを、ベッドの上で、本を読みながら気を紛らせて過ごす。
それ以来、今日まで続いている。

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